紫金の巻 第01帖 (131)

 高天原、おのころに神祇(カミ)つまります、すめむつカムロギ、カムロミのミコトもちて、千万(ちよろづ)の神祇(かみ)たちを神集(つど)へに集へ給ひ、神はかりにはかり給ひて、下津岩根に真理(みや)柱二十(ふと)敷建て高天原に千木高知りて、伊都の神宝の大御心のまにまに千座(ちくら)の置座(おきくら)におき足らはして、天地祝詞(アメツチのりと)の二十(ふと)祝詞言をのれ、かくのらば神祇はおのもおのもの岩戸を押しひらきて伊頭(いづ)の千別きに千別き給ひて聞し召さむ、かく聞し召してば、天(アメ)の国うつし国共につみと云ふつみはあらじと科戸(しなど)の風の吹き放つことの如く、朝風夕風の吹きはらふ如く、大つ辺に居る大船を舳(へ)ときはなち艫(とも)とき放ちて大海原に押しはなつ事の如く、のこる罪も穢もあらじと祓へ給へ清め給ふことを、よしはらへ、あしはらへ給ひて弥栄の御代とこそ幸はへ給へ幸はへ給へ。
  一二三四五六七八九十百千万歳万歳。

平易意訳

高天原の至る所に神祇(カミ)が居ます。
ここに住むカムロギ、カムロミのミコトもちて、千万(ちよろづ)の神祇(かみ)たちを召集しました。
神は 集まった神々に計り・相談して、地上(下津岩根)に真理(みや)柱二十(ふと)敷建てました。
高天原に千木の高く上げられたのを知りました。
大国主神の国譲りの大御心(伊都の神宝の大御心)のまにまに千座(ちくら)の置座(おきくら)におきました。
天地の祝詞(アメツチのりと)の二十(ふと)祝詞言を祈りました。
かくのごとくなれば神祇は おのおのの岩戸を押しひらきました。
そして、伊頭(いづ)の千別きに千別き給ひて聞ました。
かく聞きいて、
天(アメ)の国を映して国共に罪と云罪は 無いと科戸(しなど)の風の吹き放つことの如く、朝風夕風の吹きはらように、大つ辺に居る大船を舳(へ)ときはなち艫(とも)とき放ちて大海原に押し出す事のように船出しました。
のこる罪も穢もあらじと祓へ給へ清め給ふことを、よしはらへ、あしはらへ給ひて弥栄の御代とこそ幸は へ給へ、幸は へ給へ。
「一二三四五六七八九十百千万歳万歳。

解説と補足説明

太陽さん

http://www.genbu.net/tisiki/oonorito.htm
http://www6.plala.or.jp/momoiro/k11.htm
http://homepage1.nifty.com/Nanairo-7756/kojiki-yougoshu2.htm


トッチさん

基本的には、神界のことを言っているのかも知れません。神界での守護神などに言っている内容かも知れません。
伊都国のことの説明を見ますに、女王の出現に必要な何かを言っている内容かも知れません。
内容に使われる語句が聞きなれないものが多いため、より正確な解読は次回に持ち越しになります。

『 カムロギ、カムロミ 』
宇宙の根源神とも言われている五神カムロギ・カムロミ・オオトノチ・アメノミナカヌシ・アマテラスの中に入る神なので、天のひつくの神の下のミロクと女王のこととしてみます

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参考資料

シナツヒコノカミ(風神[かぜのかみ])は、永遠不死[えいえんふし]の神[かみ]、天地[てんち]の呼吸[こきゅう]を司[つかさど]る神[かみ]、すべてを生[い]かす神[かみ]で、無碍自在[むげじざい]の最高[さいこう]の威神力[いしんりょく]を持[も]っているのです。科戸之風[しなどのかぜ]とは、このシナツヒコノカミの風[かぜ]の力[ちから]です。だから無限[むげん]の無限[むげん]の構成物[こうせいぶつ]を、サッと一大調和[いちだいちょうわ]の姿[すがた]に配列[はいれつ]
できるのです。これは風[かぜ]の祓[はら]いです。

千木(ちぎ)
社殿の屋根の両端の所で、交差し高く突き出ている部分のことを「千木」という。
千木の起源は、日本の古代の住居(三本の木材を交差させたものを二組作り、それを建物の両端に立てて、その交差部分に棟木(むなぎ)をかけ渡した構造)の建築様式からきたとされている。
この建築様式の場合、交差した木材の先端は屋根よりも高く突き出ており、 その部分がのちに千木といわれるようになったとされている。千木は、屋根を支えるための大切な構造材だった。
しかし、現在ではほとんどの神社の千木が、一種の装飾的な意味合いの強い「置千木(おきちぎ)(二本の木材を交差させたものを、棟の上にのせた造りの千木)」になっている。なお、千本の先端が垂直に切られている場合は、男神を祀っていることを示し、水平に切られている場合は、女神を祀っていることを示すと一般的にいわれているが、異なる場合もある。

伊都国について
http://www.itokoku.com/kankou/itokoku-00/


申さん

基は神道の大祓詞ですが、固有神名は省かれ、天津神・国津神という区別も無くなり、ただ「神・神たち」になっています。「皇」という文字も無くなっています。これは神を特定せずに高低の無い様を称え、「○一二三四五六七八九十百千万歳万歳」にその意が現れているように感じます。又、大祓詞自体を意味付けする事は「理屈」にあたりますので、理屈なく無心に唱える事が「はらえ」の意義であると思います。だから定義付けしまいがちな神名(固有名詞)が書かれていないのかも知れません。
本当の意味は神のみぞ知る…。読んでるうちになんとなくイメージーが分かってくるかもしれません。太陽さんの説明でなんとなくイメージできるかも知れませんね。
おのおのの、「はらえ」言葉に感応したものが「はらえ」の作用をもたらすのでしょう。
現代にふさわしい「はらえ」言葉がここに書かれているのかもしれません。
「はらえ」は「無心」に「となえる」事が肝心でしょう。

たかまのはら、おのころにカミ つまります、すめむつカムロギ、カムロミのミコトもちて、ちよろづのかみたちを つどへにつどへたまひ、かむはかりにはかりたまひて、したついはねにみやばしらふとしきたて たかまのはらにちぎたかしりて、いずのかむたからのおおみこころのまにまに ちくらのおきくらにおきたらはして、アメツチのりとのふとのりとごとをのれ、かくのらば かみはおのもおのものいはとをおしひらきて いづのちわきに ちわきたまひてきこしめさむ、かくきこしめさば、アメのくにうつし くにともに つみといふつみはあらじと しなどのかぜのふきはなつことのごとく、あさかぜゆうかぜのふきはらふごとく、おおつべにをるおほふねを へときはなち ともときはなちておおうなばらにおしはなつことのごとく、のこるつみもけがれもあらじと はらえたまへきよめたまふことを、よしはらへ、あしはらへたまひて やさかのみよとこそ さちはへたまへさちはへたまへ。
一二三四五六七八九十百千万歳万歳

分類項目

(01) 岡本天明氏の生活手段の部分
(02) 都市攻撃
(03) 乙姫様(白銀の大神様=天のミロク登場のシナリオ)
(04) 剣の大神様のシナリオ
(05) ノアの大洪水
(06) 岩戸開き
(07) 太陽とひふみの神の子(黄金の大神様のシナリオ)と天 (宇宙)地 (地上)の内容
(08) 太陽に関連する皆さんの活動の内容
(09) 支配層を含めた臣民の方々に関する内容
(10) 神々(神界)に関する内容
(11) 新世界の内容
(12) 太陽個人に関するひふみの神の子とリンクする内容 (一厘の仕組)
(13) 神界に関する記述
(14) 幽界に関する記述
(15) 現界に関する記述

ひふみ神示目次